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ペリカン M800茶軸 [万年筆]

実は先週届いていました。

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注文自体は、3月中旬に東京に行った際、フルハルターさんでお願いしていたのですが。それが出来上がって発送されてきました。

注文した際、「ご存じかもしれませんが、手を傷めているのでいつになるかお約束できません。半月後になるか、1ヶ月後になるか、1ヶ月半後になるか。それでも良いなら」という感じの中注文していたので、2ヶ月くらいは覚悟していたのですが、思ったよりも早く到着しました。

さて、注文した茶軸ですが、やはり軸が美しい。

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茶色が濃いところ。銀色が輝くところ。軸をくるくる回しているとさまざまな顔が見えてきます。いつまでも飽きずに軸を眺めていられそうです。

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キャップのペリカンさん。すでに持っているM400とは違うキャップですね。

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M400とM800の比較。こうして見ると、大きさが全然違いますね。

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インクは何を入れるか大変悩んだのですが。森山さんからはインクの話もお伺いしたのですが。独自の理論として、万年筆は洗わなくて良い、とのことでした。何でもモンブランで働いていたときいろんな万年筆を見てきたけれども、同じインクをずっと使い続けてきた万年筆はインクが馴染んですこぶる調子がよくなる、とのことでした。だから、同じインクを使い続けて欲しい、と。

さてそうなるとどうするか。できたらプラチナかセーラーの顔料を入れたいところですが、顔料を入れたら洗浄は欠かせなくなります。もっとも、インクは純正をおすすめされていたので、ペリカン、となるのでしょうが。ロイヤルブルーはすぐ消えてしまうしブルーブラックは古典で危険性が高い、と。そして、色々悩んだ結果すでに持っていた「タンザナイト」を使うことにしました。廃番という心配はあるのですが、そうなったらそうなったとき。ちょうど入れている万年筆もなかったのでこれにしました。

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ちなみに、森山さんは「緑のインクだけはおすすめしない」ということでしたが、カードに使われているのは緑なんですね(’-’*) フフ 何で緑は勧めないか、というと緑だけは突然不具合が出たりするから、ということでした。その理由は分からないけど、とも。

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で、カードにBB→Mと書かれていたのですが、ペン先見たら3Bと書いていました。

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通常のMと違って、3Bからの研ぎ出しなのでイリジウムがたくさん付いていて凄く嬉しくなりますね。

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これは長く使えそうですね。

さて、Mでお願いしたのですが、どれくらいの太さか比較してみました。

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書いたのは、ロディアのブロックメモ №8。 国産Mよりも結構太めな気がしますね。サファリのFくらいの太さでしょうか(’-’*) フフ サファリのFがどれくらい太いんだ、ってことになりそうです。

書き味ですが。自分の持ち方で書いているとインクがたっぷり出てくれ書き味がなめらか。するすると書いていけるような感覚です。小さいところに書くのには不向きですが、無地の紙にのびのびと書く、と言う目的だと気持ちよく書けています。

重量バランスですが、これまたかなりバランスが良いなぁ、と感じています。私はキャップを後ろにつけて書くのですが、重さをあんまり感じない感じがします。そんな長い時間書き続けてことはないのですが、長時間書いていても疲れないような気がします。

今ではすっかりお気に入りの一本で機会があれば使うようにしています。これが使い続けることでどんどん自分好みの書き味になるのか、と思うと楽しみです。


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