カスタム一位の木の熟成 [万年筆]
気付いたら、カスタム一位の木を購入して1年以上が経っていました。
木軸の魅力と言えば、だんだんつやが出てくる熟成にあると思います。ところが、私は木軸を愛用するのが初めてで、果たしてこれは他の人が見たらどうなんだろう、と思うこともありました。手入れも基本使うだけで、ラナパー使って磨いたり、つやふきんで磨いたり、ということもしていませんでした。
そんなわけで、機会がある度に人に見て貰っていました。4月には、パイロットのペンクリニックでペンドクターの滝沢氏と営業の方に見ていただき、先日購入店の方に見ていただき。良い感じに誉めていただき、嬉しかったので、今回「こんな感じになってきました」ということで紹介したいと思います。
気になるところと言えば、気付かないうちにインクが付いてしまったこと。わかりにくいですが、後がしっかり残っています。
それ以来、インクが付かないように、と気をつけているのですが、それでも時々付いてしまうことがあります。すぐに気付けたら、何とか拭き取ることができるのですが。この辺は、木軸の大変さかも知れません。
胴の部分は、場所によって色の濃さが違うように見えて、気になっているところです。
この写真はつやがわかりやすいでしょうか?
ペン先は、パイロットのペンクリニックで若干線を太くして貰ってから、快適に使えています。
おまけ。インクはただいま極黒を使用しています。細かいところに書くときに最適な太さだと思います。とはいえ、やっぱり中字を買っておけばよかったかなぁ、と思うことも結構多いです。11月に出るというカスタム槐を買うことができるなら、中字にしようと画策中。
一応、実物に近い感じに現像はしていますが、どうでしょうか?
この一年を振り返って見ると、このカスタム一位の木を購入した影響からか、経年変化するものが好きになったかな、と思います。
ここまでは良い感じで来ているようですし、自分自身結構気に入っています。これが2年3年……10年となっていくとどう変化していくか、楽しみです。
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