キャップレス50周年「キャップレス楓」 [万年筆]
先日、キャップレス楓が発売になりました。私は予約をしていたのですが、つい先日店舗に到着ということで、引き取りに行ってきました。お店の方曰く、なぜか宅急便ではなく、直接持ってきたとか。
色々なところで画像は上がっておりますが(^^ゞ
外箱。かなりの大きさで吃驚します。値段の分だけあるというか、50周年記念で気合いが入りまくっているというか。箱の柄も結構お洒落だと思いました。
シリアル。微妙にキリがいいようなどうなのやら(’-’*)
箱を開けると、楓の箱が出てきます。これまたかなり大きい。正直、定価の1/5くらいこの箱に録られているんじゃないか、と思うほどです。
箱を開けるとこんな感じで入れられていました。万年筆本体と、カートリッジケースと、50周年記念のプレート。
プレートも楓板で作っているのは、やはり50周年記念の気合いでしょうか。この辺、パイロットは抑えるところをしっかり抑えるというか、商売上手な気がします。
さて、この大きな箱ですが、ペンなどを収めている枠を外せば、楓製のケースになります。中は傷つかないようにフェルト?でカバーされているのは好印象。ただ、ペン入れにするには深すぎるし、ボトルインク入れるには浅すぎるし、と言うのは気になるかも知れません。
カートリッジケースです。個人的には、セーラーの寄木万年筆に付いているもののようなのをイメージしていたら、全然違いました。
セーラーのはスライド式ですが、こちらは対角線に配置されたマグネットで止める形になっています。小さいですが、くっつく力は十分です。横に3本。それが2段で入るような形になっています。
付属のカートリッジインクは黒が5本。値段が値段だけに奮発、と言ったところかな。ただ、カートリッジを使わない人、黒以外のカートリッジ使う人には、5本あっても……、という気がします。
一緒に入っていたキャップレス50周年を振り返るリーフレット(?)
私は万年筆歴は短いので、「こんなのがあったのか」と楽しめました。
さて、本体です。
第一印象は「色白さん」でした。お店においているカスタム楓に比べて、軸が白い印象です。キレイな色です。これがどうなっていくのか、と考えるのも楽しいです。
そして、木軸になっているためか、結構軽く感じました。私が所持しているのは、この楓と2012年限定のチャコールマーブルしか持っていませんが、比較してみると取り回しがしやすいような気がします。試し書きしたとき、思わず「軽い」と言ってしまったほど。
楓の方が軽い、と思っていたのですが、実際持ち比べてみると、あんまり変わらないような気もします。若干軽いくらい?でも、使い心地は全然違うように感じます。人間の感覚って不思議です。
シリアルナンバー。
ペン先はゴールドです。ゴールドってどうなんだろう、と思っていたのですが、実際に手に取ると非常にマッチしているように思います。
この辺、最近私がゴールドが好きになってきた、と言う影響もあるかもしれませんが。
昨年の限定は細字を購入したので、今回は中字を購入しました。これは大正解だったと思います。
汚い字を披露。使っていると、重量感をあんまり感じません。インクは色彩雫の山栗を入れてみました。なかなか茶色でも土筆とは全然方向性の違う茶色で面白いです。個人的にはもう少し暗い方がよかったかな、という気もします。
今日一日、ちょこちょこ使用してみた感じでは、取り回しの良さが素晴らしく感じました。キャップレスだから、書きたいときにさっと取り出して使えるのは魅力です。さらに、書いていて重さを感じないので、メモ量が増えてきてもあまり気になりません。これは、中字を選択した効果も大きいとは思いますが。
しばらくはメモはこれで行こうと思っています。
カスタム一位の木(1年使用)と。カスタム一位の木の方はすっかり色が変わっています。楓がこれからどんな変化を見せてくれるか楽しみで仕方ないです。
まずは、本体にインクが付かないように気をつけないと(^^ゞキャップレスだから、そんなにインクが付着する恐れはないとは思いますが。
おそらく、今年最後の購入品になると思います。最近、ようやく万年筆欲が収まってきたような気がします。日常使いで使いやすいのが揃ったのが大きいかな。これからは、限定ものを狙いつつ、まだ手を出せていないメーカーに手を伸ばしていきたいところです。
しかし、今年はあまり買うつもりはなかったのですが、気付いたら結構な本数を買っているという((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル 「万年筆欲が収まった」とか言いつつ、来年もこんな感じで買っているのかも知れません。
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