「ボールペンリフィルアダプター」に思うこと [雑記]
久しぶりの更新になります。ネタがあんまりあるわけでもなく、ないわけでもなく。ただひたすらに怠惰にかまけてブログを放置していました。
これからは、少しずつ更新できるといいな、と考えております。そんな事をいいながら、すぐブログ更新をサボるのが目に見えるようですが、どうぞよろしくお願いします。
さて、本題です。「ボールペンリフィルアダプター」という商品をご存じでしょうか?
http://unus-product.com/itemcat/ballpointpen-refilladapter
上のサイトで紹介されています。簡単に言うと、海外製のボールペンの本体で、日本製の4Cリフィルの芯が使えるようになるよ、という商品です。ラミー用、パーカー用、モンブラン用、カランダッシュ用など、様々なリフィルが使えるようで、Amazonでもおおむね評価が高いようです。
しかし、気になるのがその宣伝。私が初めてこの商品を知ったのが、ペンハウスのメールだったような記憶がありますが、その利点の一つに「コストパフォーマンス」が上げられていました。
http://www.pen-house.net/detail/detail30706_001.html より
上記のものは、カランダッシュ用のもののスクショです。他の商品に関しても、同様の紹介がされています。
また、カランダッシュのボールペンについてネットを見ているとき、リフィルのコストを考えて、上記商品を導入した、というブログを見かけました。
ただ、「コストパフォーマンス」を宣伝文句にするのは、果たしていかがなものか、ということから、この記事を書いています。と言うのも、リフィル1本の代金を比較すると、確かに4Cが圧倒的に安いですが、筆記距離を全く考慮に入れていないからです。
4Cリフィル、特にゼブラの4Cジェル芯を使ったことがある方ならよく分かるでしょうが、4Cリフィルはあっという間になくなります。ゼブラのジェルはマッハでなくなっていました。リフィルも170円と決して安くないレベルなのですが。
そんな経験があるから、4Cリフィルが使えるアダプターのメリットとして「コストパフォーマンス」を歌うのは、正直なところ詐欺ではないか、と考えるわけです。
ただ、経験則だけでものをいっていても仕方ありません。こういうときは、データを示すのが一番です。インターネットで、「ボールペン 筆記距離」で検索すると、リフィルごとの筆記距離が書かれたサイトが見つかります。
http://ballpointpens.wiki.fc2.com/wiki/%E7%AD%86%E8%A8%98%E8%B7%9D%E9%9B%A2
ここをみて、本当にコスパが高いのか、比べてみようと思います。
まずは、ボールペンリフィルアダプターで使用する4Cリフィルから。個人的な好みのゼブラの4Cジェル芯と、多分多くに人が利用するであろうジェットストリームの4Cリフィルについて調べてみます。
ゼブラ ジェルリフィル
0.4(JSB—0.4芯) 筆記距離 約110m(Amazon価格 10本1382円)
0.5(JSB—0.5芯) 筆記距離 約80〜90m(Amazon価格 10本1382円)
三菱鉛筆
0.5(SXR200—0.5) 筆記距離 約300m(Amazon価格 176円)
0.7(SXR200—0.7) 筆記距離 約200m(Amazon価格 174円)
さて、それでは海外メーカーの純正リフィルの筆記距離です。
カランダッシュ
F,M,B 筆記距離 8000m
フィッシャー
F,M,B 筆記距離 約4570m
ラミー
M 筆記距離 約1500〜2000m
パーカー
クインクフロー 筆記距離 約3500m
モンブランは見つけられず。
さて、それでは同じ距離を書くとなると、リフィルが何本必要でいくらになるか計算してみましょう。
m
カランダッシュ(定価1188円)代わりに使うと……
JSB—0.4芯 約72本必要(約10000円)
JSB—0.5芯 約89本必要(約12000円)
SXR200—0.5 約26本必要(約4600円)
SXR200—0.7 約40本必要(約7000円)
フィッシャー(定価1080円)
JSB—0.4芯 約41本必要(約5700円)JSB—0.5芯 約50本必要(約7000円)
SXR200—0.5 約15本必要(約2640円)
SXR200—0.7 約27本必要(約4700円)
ラミー(定価540円)
JSB—0.4芯 約18本必要(約2500円)JSB—0.5芯 約22本必要(約3000円)
SXR200—0.5 約6本必要(約1000円)
SXR200—0.7 約10本必要(約1740円)
パーカー (定価864円)
JSB—0.4芯 約31本必要(約4300円)JSB—0.5芯 約38本必要(約9000円)
SXR200—0.5 約11本必要(約1900円)
SXR200—0.7 約17本必要(約2900円)
比較してみるとわかるように、コスパの面で見ると、純正リフィルの方が圧倒的に安く上がります。
つまり、このボールペンリフィルアダプターの価値は、日本製の書き味がよく、入手性もよいリフィルを使える、という部分しかないと考えます。
ただ、個人的な好みで言えば、カランダッシュのゴリアットやパーカーのクインクフローはある程度書き味がよいと感じます。むしろ、ジェットストリームは滑りすぎてコントロールがつけづらい、と感じて、ゴリアットやクインクフローの方が好ましいと考えているくらいです。他のボールペンは使ったことがないのでわかりません。
コスパを追求するなら、プラチナの4Cリフィルを使うという手があります。筆記距離約700mで定価108円。これなら、許容範囲ではないでしょうか。入手性の問題はあるかもしれませんが。
以上のことから、コスパを考えてボールペンリフィルアダプターを使うことはおすすめできない、というのが私の結論です。出先でボールペンのインクがなくなったとき〜のような意見も見かけましたが、最低でも1500m書けるので、そこまで心配は要らないような気がします。むしろ、ジェットストリームの4Cリフィルを使う方が、常にインク切れに怯えなくてはいけなくなる分、精神衛生上よくないのではないでしょうか。入手性は高いと言っても、コンビニで売っているわけでもないですし。
舶来製のボールペンのガワに国産の書き味がよいリフィルを使いたい、という目的で使うのが正解の商品でしょう。正直、売る側ももっと正確なところを伝えてほしいな、というところです。
セーラー万年筆 ストーリア Fire(RED) [インク]
サボりまくっていたため、久しぶりの更新となります。
さて、2015年4月上旬にセーラー万年筆から新しい顔料インク「ストーリア」が発売になりました。仕事で使うのに、青と赤の顔料があるといいなぁ、と考えていた私にはドンピシャな話題。早速購入してみました。
パッケージ
可愛いパッケージに入っています。女性に売り込むことを意識しているのでしょうか。購入する際、女性の店員さんが「可愛いですよね」と言っていたので、ある程度は狙い通りかも知れません。
Fire(赤)
Night(青)
Night(青)の方は散々ネットで上がっていると思うので、今回はFire(赤)を紹介します。
蓋にはRED。親切なんだろうけど、何だかなぁ。
ビンは磨りガラスのようになっています。この辺もなかなか可愛いですね。
書いてみた(パソコン環境によるため、色は正確なものではありません)
書いてみました。
複合機のスキャナで取り込んだもの。散々言われていることではあるのですが、やはり乾くと色あせた感じになるのが残念かなぁ、と思います。ペンの安全性に対するトレードオフなのでしょうか。私は保存性を求めて購入したので、あまり気にしませんが、鮮やかな発色を求めて購入するとがっかりするかも知れません。
色比較
手持ちの赤系統のインクの比較です。右から、セーラー・Fire(顔料)、プラチナ・ローズレッド(顔料)、モンブラン・ピンク(染料)、パイロット・夕焼け(染料)です。
スキャナで。書いたのは、MDペーパーです。こうして見ると、夕焼けは黄色系でした。
ローズレッドは付けペンで書いたのですが、どうも前のインク(ロイヤルブルー)が残っていたようで、結構色が濁ってしまいました。ただ、こうして比較すると、赤インクだとローズレッドの方が鮮やかかも知れません。
耐水性テスト
さて、耐水性も確かめてみました。書いて30分くらい置いて、水の上に30分程度浮かべてみました。
Nightの方はおまけです。
染料の方はすっかり消えてしまっているのに対して、顔料はしっかり残っています。耐水性は問題なさそうですので、私の目的には合格です。後は、つまらないか心配になるところですが、そちらは暫く使ってみて確かめようと思います。
どうでも良いことですが、プラチナの方も一緒に混じっていたロイヤルブルーが消えて、ローズレッドの元の色が出ることになりました。棚からぼた餅ですね。
その上で色を比較すると、やはりプラチナのローズレッドの方が色が鮮やかな印象です。
耐水性テストについて
最後に。耐水性テストについては、水を垂らした方がいいのでは、とかコーヒーやお茶をかけたりした方がいいのでは、という意見があるかもしれません。私が水に30分浮かべるという方法をとったのは、長崎大水害の教訓があるからです。
長崎大水害の時は市役所などから資料が水に流され、しばらくの間水に漂うことになりました。そして、水害が一段落し、散らばった資料を回収してみたところ、万年筆で書かれていた文字は綺麗に消えてしまっていた、ということがあったと言うことです。3日くらい水にさらされていた、という話だったと思います(うろ覚え)
ですので、最悪の事態を想定して、今回はこのような方法にしました。
2013年の振り返り(と2014年の野望) [雑記]
早いもので、2014年が幕を開けて4日目となります。
2013年は万年筆をあまり買わないように、と思っていたのですが、気付いたら14本買っていました(^^ゞ
中古含む(ただしお値段それなり)や、国内3社の1000円の鉄ペン(クリアキャンディ、カクノ、プレジール)を含むとは言え、月1本以上はさすがに反省かな、と。
それでは、去年使った万年筆は何か、と振り返った結果を、記録として残しておこうと思います。
活躍度1位 大橋堂スタンダード(F)
昨年購入したものですが、使用頻度が一番高くなりました。エボナイト製による軽さ。適度な軸の長さと太さ。ペン先の書き心地。どれもお気に入りです。
首軸のところがぶつぶつしているのも、今となってはご愛敬かな、と思えるようになりました。
インクは青墨(カートリッジ)を使用しています。今回の撮影はコンデジを使用しているので、色味は信用しないで下さい(^^ゞ
もう一つ気になるところと言えば、キャップを外すまでに結構回さないといけない(大体4周半くらい)ところ。ただ、もう普段から使用しているのでなれました(’-’*)
たぶん、しばらくの間この万年筆の利用頻度が一番高いのではないか、と思います。
活躍度第2位 カスタム一位の木(F)
去年の4月にペンクリでインクフローを改善して貰って、線の太さは良い感じになりましたが、それでもカリカリした感じが気になってこの位置。
木軸でインクが付着しないように気をつかいますし、それでもインクが付くことがありますが、それが逆に愛着に繋がっているように思います。
インクは極黒を利用しています。大橋堂と比べて、こちらの方が細い線が書けますので、細かい字を書かないといけないときはこちらを使っています。あと、コピーをとるようなものを書くときなんか。
これも愛用しようと思っていますが、15号中字の万年筆を買ったらあっさり乗り換えてしまいそうな予感もします(^^ゞ
活躍度3位 モンブラン146(F)
某有名ネット中古店で出ていたのを思わず衝動買い。モンブラン自体、あまり興味はなかったのですが、万年筆を使うものとして一度触れておかないといけないかなぁ、と思ってしまったのも要因の一つです。
全金、F、70〜80年代(ショップによると)などの文句に踊らされてついつい。
インクはヤードオレッドのブルーを入れています。
使ってみるとなるほど重さも感じないですし、適度な柔らかさのペン先で結構細い字が書けるしで、一気にお気に入りになってしまいました。流石にその名はダテではない、という印象です。
本来なら、顔料インクを入れてガシガシ使いたいところなんですが、キャップが結構簡単に緩んでしまうことがあるので、怖くて入れていません。なので、今のところメモを取るとき使用しています。メモ用の万年筆はできるだけ日替わりでローテーションをするようにしていますが、気をつけないとこればっかり使ってしまいそうなのが恐ろしいです。
そして、ついつい149を買ってみようかなぁ、と思ってしまうところが恐ろしい(’-’*)
他にも色々なものを利用していますが、多く利用するのはこの3本です。奇しくも3本とも細字になってしまいました。本当は中細がお気に入りですし、それが講じて太字も良いかなぁ、と思っているのですが、仕事で使用するとなると、細字がやはり多くなります。
普段は色々な万年筆を使い分けていますが、そうするとテンションが上がって来て、我ながら単純だなぁ、と思う日々です。とはいえ、パソコン打っている時間の方が圧倒的に長いのですが。
2014年ですが、今年こそはあまり買わないように、と思っています。カスタム845の青漆、朱漆なんか気になっていますが、青漆は限定数少ないし、実際購入するとなると東京までの旅費と購入費で10万は飛ぶだろうしでもう諦めていますorz まぁ、通販で朱漆が買えたら良いかなぁ。
あと、イタリア製の万年筆を色々購入してみたい、なんて考えています。現在はデルタを2本持っていますが、他のメーカーをぼちぼち買っていこうかと。こちらは気長にいこうかな、と。
そんな感じで、インクも欲しいのがあまりないですし(ファーバーカステルの新しいインクは興味がありますが、値段が(^^ゞ)、このブログもあまり更新することができないかな、なんて思っています。どうなることやら。
そんな感じですが、当ブログ、本年もよろしくお願いします<(_ _)>
おまけ。
最近お店で見ていて気付いたのですが
プロフィットFLは本来梨地仕上げで艶はなかったのですが、気付いたら艶が出ていましたw
とはいえ、決して嫌な艶の出方ではなかったのはよかったです。落ち着いた感じと言うべきでしょうか。お店の人に言われて気付いたのですが、結構びっくりです。
このペン自体、垂直落下させてペン先が曲がったり(むりやり戻した)、机から落下させて尾軸部分が折れたり(瞬間接着剤で修理。ただ、コンバーターが使えなくなったorz)してきているのですが、さらに思い入れが強くなったように思います。
こんなこともあるんですね、ということで。
キャップレス50周年「キャップレス楓」 [万年筆]
先日、キャップレス楓が発売になりました。私は予約をしていたのですが、つい先日店舗に到着ということで、引き取りに行ってきました。お店の方曰く、なぜか宅急便ではなく、直接持ってきたとか。
色々なところで画像は上がっておりますが(^^ゞ
外箱。かなりの大きさで吃驚します。値段の分だけあるというか、50周年記念で気合いが入りまくっているというか。箱の柄も結構お洒落だと思いました。
シリアル。微妙にキリがいいようなどうなのやら(’-’*)
箱を開けると、楓の箱が出てきます。これまたかなり大きい。正直、定価の1/5くらいこの箱に録られているんじゃないか、と思うほどです。
箱を開けるとこんな感じで入れられていました。万年筆本体と、カートリッジケースと、50周年記念のプレート。
プレートも楓板で作っているのは、やはり50周年記念の気合いでしょうか。この辺、パイロットは抑えるところをしっかり抑えるというか、商売上手な気がします。
さて、この大きな箱ですが、ペンなどを収めている枠を外せば、楓製のケースになります。中は傷つかないようにフェルト?でカバーされているのは好印象。ただ、ペン入れにするには深すぎるし、ボトルインク入れるには浅すぎるし、と言うのは気になるかも知れません。
カートリッジケースです。個人的には、セーラーの寄木万年筆に付いているもののようなのをイメージしていたら、全然違いました。
セーラーのはスライド式ですが、こちらは対角線に配置されたマグネットで止める形になっています。小さいですが、くっつく力は十分です。横に3本。それが2段で入るような形になっています。
付属のカートリッジインクは黒が5本。値段が値段だけに奮発、と言ったところかな。ただ、カートリッジを使わない人、黒以外のカートリッジ使う人には、5本あっても……、という気がします。
一緒に入っていたキャップレス50周年を振り返るリーフレット(?)
私は万年筆歴は短いので、「こんなのがあったのか」と楽しめました。
さて、本体です。
第一印象は「色白さん」でした。お店においているカスタム楓に比べて、軸が白い印象です。キレイな色です。これがどうなっていくのか、と考えるのも楽しいです。
そして、木軸になっているためか、結構軽く感じました。私が所持しているのは、この楓と2012年限定のチャコールマーブルしか持っていませんが、比較してみると取り回しがしやすいような気がします。試し書きしたとき、思わず「軽い」と言ってしまったほど。
楓の方が軽い、と思っていたのですが、実際持ち比べてみると、あんまり変わらないような気もします。若干軽いくらい?でも、使い心地は全然違うように感じます。人間の感覚って不思議です。
シリアルナンバー。
ペン先はゴールドです。ゴールドってどうなんだろう、と思っていたのですが、実際に手に取ると非常にマッチしているように思います。
この辺、最近私がゴールドが好きになってきた、と言う影響もあるかもしれませんが。
昨年の限定は細字を購入したので、今回は中字を購入しました。これは大正解だったと思います。
汚い字を披露。使っていると、重量感をあんまり感じません。インクは色彩雫の山栗を入れてみました。なかなか茶色でも土筆とは全然方向性の違う茶色で面白いです。個人的にはもう少し暗い方がよかったかな、という気もします。
今日一日、ちょこちょこ使用してみた感じでは、取り回しの良さが素晴らしく感じました。キャップレスだから、書きたいときにさっと取り出して使えるのは魅力です。さらに、書いていて重さを感じないので、メモ量が増えてきてもあまり気になりません。これは、中字を選択した効果も大きいとは思いますが。
しばらくはメモはこれで行こうと思っています。
カスタム一位の木(1年使用)と。カスタム一位の木の方はすっかり色が変わっています。楓がこれからどんな変化を見せてくれるか楽しみで仕方ないです。
まずは、本体にインクが付かないように気をつけないと(^^ゞキャップレスだから、そんなにインクが付着する恐れはないとは思いますが。
おそらく、今年最後の購入品になると思います。最近、ようやく万年筆欲が収まってきたような気がします。日常使いで使いやすいのが揃ったのが大きいかな。これからは、限定ものを狙いつつ、まだ手を出せていないメーカーに手を伸ばしていきたいところです。
しかし、今年はあまり買うつもりはなかったのですが、気付いたら結構な本数を買っているという((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル 「万年筆欲が収まった」とか言いつつ、来年もこんな感じで買っているのかも知れません。
カスタム一位の木の熟成 [万年筆]
気付いたら、カスタム一位の木を購入して1年以上が経っていました。
木軸の魅力と言えば、だんだんつやが出てくる熟成にあると思います。ところが、私は木軸を愛用するのが初めてで、果たしてこれは他の人が見たらどうなんだろう、と思うこともありました。手入れも基本使うだけで、ラナパー使って磨いたり、つやふきんで磨いたり、ということもしていませんでした。
そんなわけで、機会がある度に人に見て貰っていました。4月には、パイロットのペンクリニックでペンドクターの滝沢氏と営業の方に見ていただき、先日購入店の方に見ていただき。良い感じに誉めていただき、嬉しかったので、今回「こんな感じになってきました」ということで紹介したいと思います。
気になるところと言えば、気付かないうちにインクが付いてしまったこと。わかりにくいですが、後がしっかり残っています。
それ以来、インクが付かないように、と気をつけているのですが、それでも時々付いてしまうことがあります。すぐに気付けたら、何とか拭き取ることができるのですが。この辺は、木軸の大変さかも知れません。
胴の部分は、場所によって色の濃さが違うように見えて、気になっているところです。
この写真はつやがわかりやすいでしょうか?
ペン先は、パイロットのペンクリニックで若干線を太くして貰ってから、快適に使えています。
おまけ。インクはただいま極黒を使用しています。細かいところに書くときに最適な太さだと思います。とはいえ、やっぱり中字を買っておけばよかったかなぁ、と思うことも結構多いです。11月に出るというカスタム槐を買うことができるなら、中字にしようと画策中。
一応、実物に近い感じに現像はしていますが、どうでしょうか?
この一年を振り返って見ると、このカスタム一位の木を購入した影響からか、経年変化するものが好きになったかな、と思います。
ここまでは良い感じで来ているようですし、自分自身結構気に入っています。これが2年3年……10年となっていくとどう変化していくか、楽しみです。
澪ペーパー オリジナルノートを買ってみた
ふらーっといつもの文房具屋さんに行ったら、「澪ペーパー オリジナルノート」なるものが置いてあったので購入してみました。何でも、開店130周年記念の商品と言うことです。
この「石丸文行堂」というお店は、長崎に本店があるローカルなお店のため全国的知名度はあまりないと思いますが、今年3月に扶桑社から出版された「文房具屋さん大賞2013」の中に出ていたお店です。
今思い返しても、何故そんな雑誌に、審査員として登場したのかヾ(・ω´・*)マテマテ
反射で見えづらいというwこちらが表紙になります。木を焼いた感じというか、ざっと黒のペンキを塗ってムラがある感じというか、そんな感じの表紙になっています。結構いいデザインだと思います。
表紙には、左上に「Ishimaru」の文字が。
右下には「130th Anniversary」の文字があるのみ。シンプルです。
裏表紙は、木版画調。表紙と一転して、結構派手な印象です。ただ、このデザインが表表紙でも面白かったかなぁ、という印象です。五月蠅くなりすぎそうですが。
さて、こちらは「澪ペーパー」ノートということで、コクヨの澪ペーパーを使用している模様です。
澪ペーパーとは、2007年くらいにコクヨから登場した紙で、「Mobile Ideal Original writing PAPER」の頭文字を取って、「MIOペーパー」と名付けられたものです。コクヨのウェブページによると、
“携帯性が良く『書く』に理想的なオリジナル筆記用紙”の頭文字をとった筆記用製品群の呼称です。
とあります。比較的薄い紙質に、さらさらとした気持ちいい手触りが特徴の紙で、ゲルインクボールペンに最適、といううたい文句で紹介されていました。
実際使ってみると、乾きもいいですし、さわり心地もよいということで、私自身かなりお気に入りのノートです。
澪ペーパーを使った商品では、「キャンパスハイグレード」のキャンパスノートが発売されました。
今見ても、いいデザインの表紙だと思うんですけどね。
ただ、その翌年に大ヒット商品となった「東大生ノート」が発売されたことで、それほど目立つこともなく今にいたっている印象があります。
個人的には、東大生ノートのフォーマットで澪ノートが出てくれないかなぁ、と思っていたのですが、結局出ませんでしたねwついでに言うと、アニメけいおん!の大ヒットが2009年で、その時にコラボでノートを出してくれないかなぁ、何て思っていたのですが、当然出ませんでしたw劇場版の時機だったら可能性もあったのかもしれませんが、今となっては考えても仕方ないことです。
閑話休題。澪ペーパー自体はまだ作られているようで、こちらの田舎の方では殆ど見かけなくなりましたが、コクヨS&Tショーケースではまだ販売されているようです。最近だと、「ジブン手帳」の「LIFE」に使用されていたりもしました。
また、一部店舗の限定商品として、方眼ノートの澪ノートが発売されていたようです。
さて、そんな中発売されていたこのノート。
色々書いてしまっていますが(’-’*) 方眼ノートとなっています。ただ、横はすべて方眼が書かれていますが、上下は約1.6センチメートルほど余白となっています。
上に書いているのが、このノートのコンセプトになっています。汚い字ですみません(^_^;)
万年筆に合う紙を使ったノートと言えば、MDノートやMONOKAKI、ツバメノート、(異論はありそうですが)ノーブルノートなど、多くのノートがある中、澪ペーパーを使ったノートを出した、というところが、個人的にはおもしろいと思いました。
スキャナで取り込んでみました。
失敗の図orz 改めて
一応、上から2行が「松露」
「コンセプトは〜演出してあります」までが「月夜」
「紙質は〜お使いください」までが「パイロット ブルーブラック」
「発売日〜840円」までが「KOBE Ink物語 フェルメール・ブルー」になります。
かなり煮詰まっているフェルメールブルーで書いた部分で少し髭が出ましたが、そのほかの部分はにじんだりもせずに書くことができました。
うらから。少し透けて見える部分がありますが、抜けはありませんでした。
ただ、実際に見るとそれほど気にならない程度の見え方かな、という印象です。ここら辺は、さすが澪ペーパーといった印象です。書き心地もいいです。
紙は澪ペーパーで問題なし。表紙もシックでいいと思いますが、ここからは弱点を。
おそらく澪ノートと同じ無線とじじゃないかな?と思うのですが、パタンとは開きません。
これだけ開けば問題は無いかな?とは思いますが、使っていくうちに気になるところかも知れません。
また、表紙ですが普通より少し厚い厚紙?といった感じのものになっていて、耐久性という面では若干の不安が残りそうです。もっとも、ノートカバーを使えば問題ないことかも知れませんが。
澪ペーパーは質の良さの割に知名度がない、という印象で寂しく思っていた私からしたら、今回のノートはなかなか魅力的な商品でした。お金があったら、店頭にあったノートを全部買いたいくらいでした(^^ゞ とりあえず、暫くしたらまた買い足しておきたいと思っています。
惜しむらくは、石丸文行堂130周年記念、ということで多くは出回らない、ということです。このデザインなら、買ってくれる人も少なくはないのではないか、と思うのですが。おそらく、店頭でしか手に入らないのではないか、と思います。
限定があるのか、どの程度発売するのか分かりませんが、願わくば石丸文行堂のオリジナル商品、と言う形で販売し続けてくれたら、と思いました。というか、もう少し澪ペーパーの商品が広まって欲しいと思います。
こちらが石丸文行堂の商品紹介ページです→http://www.ishimaru-bun.co.jp/note/
プラチナ #3776 西(SAI) [万年筆]
プラチナの限定万年筆、#3776 西(SAI)が発売になりました。富士五湖をテーマにした万年筆で、これまで「本栖」「精進」と発売されてきましたが、それに引き続きの発売になります。私は残念ながら「本栖」は購入することができず。「精進」はよく言われるように、スリップシールのあれでちょっと購入する気になれずにいたのですが、今回飾りなしの透明軸、という所に引かれて購入してみました。
外箱
シリアルナンバー入りです。377という数字、中途半端なような、「377」6と言うことで、むしろいい数字のような、そんな感じがして喜んでいいのやら、「別に……」と言っていいのやら難しい感じですw
箱。真っ白でキレイですが、汚れそうな気もします。もっとも、汚れたところで只の入れ物なので気にしなければ良いか、と。
あけると紫色。何ともどぎついような(’-’*) とはいえ、紫は雅な色なので嫌いでは無いのです。配色を考えてくれたら。
センチュリーが大ヒットする一つの要因となったスリップシール。1年後でもインクがドライアップしない、というものですが、今回の説明には、2年経過(一番右のところ)でも、インクが25%程度残っている、ということを紹介しています。さすがに水分が75%も抜けてしまうと、どれくらいインクが濃縮されるんだろう、という気もしますが。あまり万年筆を使わない人に対するアピールとしてはいいのでしょうね。年賀状書くときにしか万年筆を使わない、と言う人にも安心、という感じかな?
付属品は、カーボンインク(黒)とピグメントインク(青)のカートリッジが一本ずつ。どちらも顔料インクで耐水性、耐光性に優れ、保存する必要がある公文書にも使える、と言うので、私も愛用しているものです。
そして、今回金属部分が銀色になったコンバーターが付属しています。これまでプラチナのコンバーターは金色のものしかなく、スケルトンに似合わない、と不評を見ることもありましたが、今回はその声に応えた形ですね。
そして、例のスタンプw顔料インクを使用していますよ、と証明するスタンプです。
シャルトルブルーの万年筆に付いてきたものと全く同じようなものですね。現在使用するあてがないので、どっちも封印状態ですw
さて、本体です。
キャップ部分に飾りのリングをつけない、という選択をしたことで、かなりすけすけな印象です。個人的には、透明感に満足しています。
持ち手の方も美しいです。
キャップのここにシリアルナンバーが入っています。見難いですが、「0377/3K」と書かれています。
今回は、限定軸で復活する運びとなったらしい、中細を購入しました。中細がラインナップされたことが、今回購入するきっかけの一つだったりします。個人的には、文字の細さを確保しつつ、インクの色も楽しむことが出来ると言う点で、かなり好きな字幅です。
首軸部分もすけすけですが、ここに西の問題点も。
裏の部分にバリのようなものがあるんですよね。巨大掲示板の文房具版でも、ここにバリのようなものが、と言う話題が出ていましたし、確認した分にはすべてここにこれがあった、という情報がありましたが、私が購入した分にもやはりありました。書くときは全く見えない部分に来るように配慮されているようで、私はあまり気にしていませんが、気になる人もいると思います。
キャップをおしりにつけた様子。今回の西は、今後発売される予定の高級蒔絵万年筆のベースとして開発されたボディ、ということをネットで見ましたので、これまでのセンチュリーとどこか違うのかな、と思ったのですが、あまり変わらない、と言うか、見た目は全く同じもののように感じました。素人の私には分からないところに違いがあるのでしょうね。
カートリッジを刺した様子のイメージ。実際は刺していません。カートリッジで運用しても良さそうだなぁ、と思いました。
コンバーターを刺したところ。銀色になったことで、スケルトンにあっていますね。これが金色だったら、変に目立ってしまうんだろうなぁ、と思いました。
どんなインクを入れようかと悩んだのですが、廃番記念と、夏に合わせてカランダッシュの「カリビアンシー」を選んでみました。
入れてみたところ。インクが入っているところはやっぱり黒っぽく見えますが、インクがないところはキレイな緑色に見えました。
実際に文字を書いてみたところ。購入して約3週間使ってみた感想ですが、とても書きやすいと感じました。字幅も細すぎず、太すぎずの理想的なところです。インクも十分に出てくれますので、どんどん書きたくなる、という印象です。愛用の一本になりそうな感じです。
しかし、気付いたらセンチュリーの系統が4本になっていました(極細、細軟、中字、中細)黒が2本でシャルトルブルーと今回の西が1本ずつ。いつの間にか増えた感じもするのですが、どれもそれぞれ良い感じで使えています。初めての万年筆、というところでは、インクも乾きにくいですし1万円で購入できるセンチュリーは魅力的だなぁ、と思う次第です。
A罫ノート×カスタム74(SFM)+パイロットBB(カートリッジ),ヘリテイジ912(WA)+月夜 [字幅見本]
更新をサボっていました。ネタがあまりなかった、というのもあるのですが。
本日は、字幅の見本を載せておこうと思います。割と字幅が近い二つをいっぺんに紹介したいと思います。
使用しているノートは前回と同じく、キャンパスノートのA罫です。
それでは、まずカスタム74(SFM)から。
スキャナで取り込んだものです。インクはパイロットBBのカートリッジ。初めて使用したのですが、いい色だなぁと思いました。耐水性も十分ですし、BBは全部これでいいか、と思えてきました。
ただ、パイロットのインク全般的に言えることですが、にじみやすいのが弱点ですね。私の手が脂性なせいか、手で触っていたところに書こうとするとにじむ気がします。
問題なく入っていますね。SFM使用なので、FMだったらもう少し細くなると思います。個人的には、インクの色を楽しみつつ細さを確保できるので、FMは大好きです。
潰れそうな字は思い切って大きく書けばいいか、という感じで(’-’*)
次に、カスタムヘリテイジ912(WA)です。
スキャナ。WA(ウェーバリー)はペン先を上向きにした柔らかめの中字(パイロット公式サイトより)となっています。
使用したインクは月夜。色彩雫でも人気のインクと言うことです。確かにいい色です。これで、にじみやすくなければ、というところなのですが。あと、耐水性がないのも悲しいところ。万年筆はメモ用、と割り切ればいいインクかな。
中字なんですけども、そこまで太さを感じないですね。これくらいの方がいいような気がします。
とはいえ、やっぱり風の虫の部分が潰れ気味だったり。字が分からない、と言うほどではないので問題ないような気がしますが、ここをどう感じるか。
A罫のノートを使うなら、これくらいの太さがあった方がいいように思います。パイロットの細字は細すぎてカリカリ感じる事もあるので、書き味を楽しみたいなら中字か中細がいいんじゃないかなぁ、と思う次第です。
『開きやすいノート A5・横罫・96枚』(無印良品)を買ってみた [紙]
私の行動範囲に無印良品がなかなかないため、普段はなかなか購入できません。しかし、今回はたまたま近くに行く機会があったので、行ってみました。
とは言っても、普段は仕事で使う付箋を購入する位なのですが。今回はなかなか良さそうなノートを見つけたので、購入した次第です。
糸綴製本の開きやすいノートです。ただ、A5サイズのノートはたくさん持っているのでどうしようかなぁ、と思ったのですが、リサイクル上質紙がどの程度の性能なのか気になったので購入にいたった次第です。
無印で上質紙と言えば、「滑らかな書き味のノート」というものがありました。私は実際試したことはなく、存在を知ったときには無印では取り扱いがなくなっていたのですが。
「リサイクル」という文字が付いているとは言え、「上質紙」。万年筆でも書けるのではないか、と思ったわけです。お値段は500円。買うときに細かいところまで見ていなかったのですが、
本文:古紙5%以上
日本製
とありました。
まずは実際に開くか、ということで試してみました。
真ん中ラ変のページを開いてみました。「糸綴」「開きやすい」ということで、パタンと開くのをイメージしていたのですが、そこまでは行きませんでした。とはいえ、これだけ開けば合格かな?と思いました。
ちなみに、パタンと開くMDノート。
ノートカバーをつけている。少し使い込んでいる、という差はありますが。さすがの開き具合です。
こちらが無印の「開きやすいノート」
こちらがMDノート。
さて、早速書いてみました。
罫線は6ミリでした。そこまで確かめて買っていない、というw無印のサイトを見ると、.方眼ノートもあるようです。
さわり心地は、私の駄目感覚では滑らかだと思います。ただ、表面を少しコートしたような感じも受けるのですが。
文字を書くのも滑らかに書けると思います。凄く良い!とは感じませんでしたが、全然駄目!とも感じませんでした。あまりにも意識していなかったため、この記事を書きながらペン先に意識を集中して書いてみたところ、滑らかにかけている事は感じられました。まぁ、筆記感を意識しなかった、というのはよい事かと思います(誤魔化し
ただ、私がいいと思ったのは文字がにじんでいないこと。この中だと、書く紙によって髭が出るのは月夜くらいですが、全く気になりませんでした。
あとは、唯一の太字であるヘリテイジ92で書いた紅葉がどうなるか、とも思ったのですが。にじんでいませんでした。
タンザナイトはフルハルターで中字程度に研いでもらったM800。下の松露もどうなるか気になったのですが、綺麗に書けました。
となると、気になるのは裏面です。
左手が先ほどのページの裏面。右は何も書いていないページです。
全然気にならない。抜けはもちろん、裏写りも気になりません。
一部をアップにしてみました。これなら万年筆での筆記でも問題ないでしょう。
ちなみに、このアップを見て分かるように、横罫のノートですが、タテに点線が入っています。文字を整えて書きたい、と言う人にはいいかもしれません。
書き心地も良好。髭もにじみもなし。裏抜け裏移りなし。MDノートほどではないにしても糸綴で開きやすい。96枚(192ページ)でワンコイン、500円(税込み!)なかなか価値の高いノートだと思います。
気になる点としては、表紙が無印ノート定番のボール紙というところでしょうか。文にも書いていましたが、持って帰ってくる時に負担がかかったのか、端の方が若干めくれようとしています。一枚目の写真の下の方が少し痛んでいるのが分かるでしょうか?気になる人は、ノートカバーをつけるとよいでしょうね。
もう一つ気になるところは、無印良品の商品なので廃番にならないか、というところ。この系統のノートは売れ筋とは思えませんので、気に入った場合は何冊か買いだめしておくといいかもしれませんね。1冊500円ですので、買いだめもしやすいかな?
個人的には大変気に入りました。しばらくは無印良品に行くこともないのですが、見かけたときは何冊か買いだめしておこうかな、と思います。
A罫ノート×カスタム一位の木(F)+色彩雫 竹炭 [字幅見本]
万年筆を買うときに気になることとして、ノートに書くときどれくらいの細さのものを買えばよいのか、と言うものがあると思います。特に初めて万年筆を買うときは迷うのではないかと。
一番は、試し書きをさせてもらえるお店に、自分の普段使うノートを持っていってから試し書きをさせてもらうことだと思います。しかし、試し書きをさせてもらえるお店が近くにない地域に住む方もいらっしゃると思います。私も離島に住んでいたことがありますのでよく分かるつもりです。
ということで自分の手持ちの万年筆で試し書きをしてみたいと思います。参考になれば。
使用するノートは、
キャンパスノート(コクヨ)のA罫ノートです。本当はB罫がいいのかもしれませんが、手近にあったのがこれなので(^^ゞ
早速書いてみました。
使用万年筆:パイロット カスタム一位の木(F)
使用インク:パイロット 色彩雫 竹炭
ちなみに、万年筆の方は、パイロットのペンクリニックで切り割りを若干広げて貰っているので、少し太目のFかな、という感じです。
国産細字だけあって、A罫であれば全然問題ないです。
気になるのは画数の多い漢字が潰れていないか。「露」という漢字はどうかというと
私が下手なのであれですが、問題ない程度に書けていると思います。
横書きで書いてみました。ちょっと漢字を間違ってのでごまかしているところがありますが(^^ゞ
こちらを見ても問題なく書けていると思います。
今後、セーラーの細字、プラチナの細軟でも試してみるつもりですが、細字であれば問題はなさそうです。
余談として、キャンパスノートでの文字のにじみはどの程度か、と思っていたのですが、にじみは見られませんでした。さすがはキャンパスノートというべきか、優秀だと感じました。今回写真を撮っていませんが、裏抜けもありませんでしたし。
最後に今まで万年筆を購入したことがない人に。万年筆はボールペンなどと違って、個体差がある商品です。国産品は舶来品に比べ個体差は少ないと思いますが、それでも同じ細字でも多少の差があることを御了承ください。