A罫ノート×カスタム74(SFM)+パイロットBB(カートリッジ),ヘリテイジ912(WA)+月夜 [字幅見本]
更新をサボっていました。ネタがあまりなかった、というのもあるのですが。
本日は、字幅の見本を載せておこうと思います。割と字幅が近い二つをいっぺんに紹介したいと思います。
使用しているノートは前回と同じく、キャンパスノートのA罫です。
それでは、まずカスタム74(SFM)から。
スキャナで取り込んだものです。インクはパイロットBBのカートリッジ。初めて使用したのですが、いい色だなぁと思いました。耐水性も十分ですし、BBは全部これでいいか、と思えてきました。
ただ、パイロットのインク全般的に言えることですが、にじみやすいのが弱点ですね。私の手が脂性なせいか、手で触っていたところに書こうとするとにじむ気がします。
問題なく入っていますね。SFM使用なので、FMだったらもう少し細くなると思います。個人的には、インクの色を楽しみつつ細さを確保できるので、FMは大好きです。
潰れそうな字は思い切って大きく書けばいいか、という感じで(’-’*)
次に、カスタムヘリテイジ912(WA)です。
スキャナ。WA(ウェーバリー)はペン先を上向きにした柔らかめの中字(パイロット公式サイトより)となっています。
使用したインクは月夜。色彩雫でも人気のインクと言うことです。確かにいい色です。これで、にじみやすくなければ、というところなのですが。あと、耐水性がないのも悲しいところ。万年筆はメモ用、と割り切ればいいインクかな。
中字なんですけども、そこまで太さを感じないですね。これくらいの方がいいような気がします。
とはいえ、やっぱり風の虫の部分が潰れ気味だったり。字が分からない、と言うほどではないので問題ないような気がしますが、ここをどう感じるか。
A罫のノートを使うなら、これくらいの太さがあった方がいいように思います。パイロットの細字は細すぎてカリカリ感じる事もあるので、書き味を楽しみたいなら中字か中細がいいんじゃないかなぁ、と思う次第です。
A罫ノート×カスタム一位の木(F)+色彩雫 竹炭 [字幅見本]
万年筆を買うときに気になることとして、ノートに書くときどれくらいの細さのものを買えばよいのか、と言うものがあると思います。特に初めて万年筆を買うときは迷うのではないかと。
一番は、試し書きをさせてもらえるお店に、自分の普段使うノートを持っていってから試し書きをさせてもらうことだと思います。しかし、試し書きをさせてもらえるお店が近くにない地域に住む方もいらっしゃると思います。私も離島に住んでいたことがありますのでよく分かるつもりです。
ということで自分の手持ちの万年筆で試し書きをしてみたいと思います。参考になれば。
使用するノートは、
キャンパスノート(コクヨ)のA罫ノートです。本当はB罫がいいのかもしれませんが、手近にあったのがこれなので(^^ゞ
早速書いてみました。
使用万年筆:パイロット カスタム一位の木(F)
使用インク:パイロット 色彩雫 竹炭
ちなみに、万年筆の方は、パイロットのペンクリニックで切り割りを若干広げて貰っているので、少し太目のFかな、という感じです。
国産細字だけあって、A罫であれば全然問題ないです。
気になるのは画数の多い漢字が潰れていないか。「露」という漢字はどうかというと
私が下手なのであれですが、問題ない程度に書けていると思います。
横書きで書いてみました。ちょっと漢字を間違ってのでごまかしているところがありますが(^^ゞ
こちらを見ても問題なく書けていると思います。
今後、セーラーの細字、プラチナの細軟でも試してみるつもりですが、細字であれば問題はなさそうです。
余談として、キャンパスノートでの文字のにじみはどの程度か、と思っていたのですが、にじみは見られませんでした。さすがはキャンパスノートというべきか、優秀だと感じました。今回写真を撮っていませんが、裏抜けもありませんでしたし。
最後に今まで万年筆を購入したことがない人に。万年筆はボールペンなどと違って、個体差がある商品です。国産品は舶来品に比べ個体差は少ないと思いますが、それでも同じ細字でも多少の差があることを御了承ください。